バイパス・コントロール・ソレノイドバルブ by Si

 

 ストレート 5 という "五気筒エンジン乗り必見のページ" に、「バイパスコントロール・ソレノイドバルブ」なるものの記載がありました。

 エンジンに詳しくない SiR としては、ここでの詳細説明は避けさせてもらいますが、読むかぎりかなり「ムフフ♪」な感じです。
 

バイパスコントロール・ソレノイドバルブって??


 無知な SiR なりにまとめると、

 バイパスコントロール・ソレノイドバルブ (以下、Bソレノイドバルブ) が負圧をコントロールし、高回転用インマニを制御している。

 Bソレノイドバルブが壊れてしまうと負圧コントロールできなくなり、高回転用インマニが開いたままの状態となり、本来の低速トルクが確保できなくなる。

といった感じでしょうか。

 

● 情報収集


 効果がなくては意味がないので、ディーラに行って確認してきました。

 でも...

 知らないって!(爆)

 今まで、一度も交換したことがないようです。

 まあ、それも仕方がないかもしれません。Bソレノイドバルブが壊れていたって、エンジン自体は動くんですから。

 仕方なく、整備士の方とサービスマニュアルとにらめっこ。

 たしかに壊れていると、高回転用インマニが開いたままになってしまいそうです。

 負圧計とかがあれば計れそうな気がしましたが、整備士の人が乗り気じゃなさそうなので、とりあえず立ち去りました。(^-^;
 

● 自分なりに確かめてみるか...


 ストレート 5 にて、情報収集をしてみましたが、自分の検索能力のなさに呆然としました。(爆)

  # 自分でも呆れてしまう...

 というわけで、自分で確認。

 Bソレノイドバルブからでているダイヤフラムにつながっています。

 ここで SiR は思いました。これ塞いじゃえば、何かわかるんじゃないのか!?

 安直な考えでしたが、塞いでみました。

● で、どうなった?


 おおう、低速トルクがアップしてる!

 正直、まさかここまで体感できるとは思っていませんでした。

 これが本来の五気筒エンジンのトルクなのか...

 今思えば、今までのエンジンは低速に抜けがあったんです。

 たとえると、「DOHC VTEC エンジンに、大口径マフラーつけちゃった感じ。」

 それがすっかり解消されました。

 「五気筒エンジンって、こんなもんなのかな。」と思っていた自分がダサい...

 結論。

 ソレノイドバルブ、交換してみようと思います。

 パーツセンタが休みだとかで、パーツの注文は GW明けになりますけど。

 ※これは、無知な SiR が勝手に試してみたことであり、何の確信も根拠もありません。

  交換するまで "常用する" のは、確実にやめたほうがよいでしょう。

  SiR は、直線をすこし走ったあと、すぐ元に戻しました。
 

● その後


 識者の方から、「この方法では、負圧がどういう状態か分からないので不十分」とのご指摘をいただきました。(この場でお礼を申し上げます。ご指摘、どうもありがとうございました。)

 そこで、再度ディーラに行ってまいりました。

 前回と同様の意見がもらえるかどうかの確認も含めて、別のディーラを選択。

 結果は「エンジン止めた状態で閉じた場合、高速インマニは動作していないでしょう。」とのこと。

 本当は整備資料を見せていただき、自分で確認してみたかったのですが、なぜかディーラが異様に混んでいたのでやめておきました。(買わないとマズいかな、整備資料...)

 ちなみに、インスパイア系を数百台整備してきたが、この交換は行ったことがないそうです。

 やはり...

 また、同時に見積もりもしてもらいました。

 すべてのディーラがこの値段でやってくれるかどうかは分かりませんが...

 一応、参考までに。

整備内容
(部品名または作業名)
部品代 工 賃
バイパスコントロールバルブ交換
バルブASSY.,バイパスコントロール 36163PV0004
6,600 1,800

 消費税もすべて込みで 8,820円...

 工賃、安いですね。

 この値段なら、作業してもらいその一部始終を観察していたほうがいいかな。

 「DIY じゃないじゃないか!」というツッコミはいれないでください...(;^_^A アセアセ
 

● ようやく取り付け


 けっきょく、ディーラーさんでやってもらうことになりました。

 いや、別に歳とともに DIY が億劫になってきたとかそういわけじゃないですよ。

 いきなり DIY して失敗するのもなんだし、SiR が人柱になれば、次やる人は DIY できるかなと...(ウソです。)

 とか何とか言ってますが、いざ作業がはじまったら「頼んでよかった...」とか思っていたりして。(;^_^A アセアセ

 とにかく、作業スペースが狭いです。

 整備士さんでも難儀していたので、SiR がやっていたら時間はかかりそうだわ 、他の場所壊しそうだわ
って感じです。

 ただし、狭いですが、やるべきことは簡単です。

 ホースを外し、ビス 1 本外すだけ。

 ちなみに、狭すぎて分かりやすい画像は撮れませんでした...
 

 で、これが今まで付いていたバイパスコントロールバルブです。
 次に、新品のバイパスコントロールバルブ。

 形が違うの、分かりますか?(注:フィルタは関係ないです。)

 途中から、ネジを取り付ける金属のステーが、樹脂一体式になったようです。


 以上です。(爆)

 ああ、こんなのぜんぜん DIY じゃない...(T_T)

 注:

 このページを更新したあと、同じ車種にお乗りの方から"SiR のクルマは後期型であり、樹脂製のものはたぶん前期型である。"と DMでご指摘いただきました。(ご指摘ありがとうございました。m(_ _)m)

 うーむ、メカニックさんに言われたってことと、樹脂製のほうがコスト的に有利であろうということから、すっかり信じきっていたのですが...

 まぁ、クレームつけるのもなんですし、実際効果が出たので SiR の場合はそれで良しとしますが、今後新たにパーツ交換される方は、注意したほうがよいかもしれません。

 ちなみに、エンジン番号 (フレーム番号ではない) が 1506963 以降であれば、後期型のようです。

 # うう、ご指摘いただいた方の名前 (ハンドル名) を出したい...

 # 出してお礼を言いたい...
 

● さて、結果は。


 さて、肝心の成果です。

 エンジンかけてアクセルを踏み込むと...

 おもっ!!!!(注:SiR は、トルクのあるクルマをこう表現します。^-^;)

 なにこれ!?

 ちょっと踏むだけで進むじゃん!!

 今までエンジン添加剤やら、アーシングやらやってた SiR がバカみたい!

 五気筒エンジン、あなどれん...

 正直、ここまで変わるとは思っていませんでした。

 今までのバイパスコントロールバルブ見ても、外見上は問題なさそうなのに...

 とにかく驚いた、SiR でした。
 

管理人より:自分の車のコンディションを知るには、他の同じ車に乗ってみるのが一番ではないでしょうか
オフ会を利用してみるの良いかもしれませんね

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送