なんちゃってデッドニング by Si

 


 ある HP で、音の定位を正しく出したいのならリアスピーカーは不要!とあったので、ためしにリアスピーカーを殺してみました。

 たしかに定位が分かりやすいです。後ろで聴こえるはずの音が、リアスピーカのせいで今までそう聴こえていなかったようです。

 というわけで、後部座席に人が乗っていないときはフロントスピーカー&ウーファー (ノンフェダー出力) で鳴らすことにしました。

 でもそうすると、フロントの音の汚さが如実に分かるように...低音はでないし、ドアはビビリ音を出しています。

 なんとかしたいが、スピーカー買うのもなんだしなぁ。かといってきっちりデッドニングなんかしたらお金かかってしまう...オーディオは下手にお金をかけてしまうと止まらなくなってしまうので...

 というわけで、低コストなデッドニングを施すことに。名づけて "なんちゃってデッドニング" w
 

● こんなことしてみました
 本当は "オトナシート (Web で検索してみてください)" ぐらい奢ってやりたかったのですが、近場のホームセンターにはなかったので、とりあえず防音シートを購入。コタツの下に敷くものなのでけっこうなサイズです。

 ちなみにお値段 977 円。効果あんのか、コレ!?w

 まずドア内張りを外し、その裏側に防音シートをボンドで貼り付けます。白い部分が防音シートです。

 同じ要領で、ドアパネル裏にも貼り付けます。サービスホールから貼ってください。
 次に、サービスホールを塞ぎます。本当はダイナシートとかオトナシートがよいのですが、今回はなかったのでダンボールを使用。(爆)

 ダンボールをなめちゃいけません、裸のウーファーをダンボールにはめ込むだけでちゃんと低音出るんです。(と自分を説得する)

 ...いや本当はちゃんとしたの使いたいんですけどね。近場で売ってなかったんだもん。(汗

 まず、サービスホールの周りを両面テープで囲みます。

 次に、サービスホールより大きめにカットしたダンボールを貼り付けます。
 最後にビニールテープで補強します。
 あとはスピーカー装着です。

 本当は MDF (おがくずのようなものを圧縮したもの。加工しやすい。) を使用して土台を作りたいところですが、時間的に厳しいので今回は防音シートを挟み固定するにとどめました。

 固定したあと、スピーカー枠に隙間テープを貼り付けます。横から音が漏れてしまうのを防ぐためです。(隙間テープがドア内張りに当たるくらいまで、重ねて貼り付けてください。また、取り付けのさいはつぶれたりしないように気をつけてください。まっすぐ来ている音が遮断されてしまっては逆効果なので。)

 ここまで終われば内張りを取り付けるだけですが、ここで秘密兵器を。

 スポンジ!(笑)

 これをドア板金とドア内張りに挟むことで、余計な振動を減らすのが狙いです。

 以上で作業終了です!分かると思いますが、お金かかってないっス。ww

● で、効果はよ?

 ドアを閉めた時点で分かります、音が変わりますから。セルシオあたりのドア内張りを外してみてみたいですね、すごく参考になりそうです。

 音楽の音も変わりました。それなりに低音も出るようになりましたし、ビビり音もなくなりました。MP3 のヘボさが分かってしまうのが「うーむ」なところですが。(^-^;

 もちろん、ちゃんとした材料を使ってやるのがベストです。これ以上の音を作れるでしょう。

 でも、これくらいのものでも音は変わるってことです。

 ようは振動を抑え、かつマイナスとなっている音を掻き消せばよいのですから。
 

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