デッドニング by cheebetsu  

 


『フロントドアデッドニング(再現というか事後報告というか...)』

≪はじめに≫

 車両購入時(約4年前)に行ったのですが、デッドニングが度々話題に出るので再びバラして写真を撮りました。

 数年前のことなのでよく覚えていないのですが、今と違ってカー用品店にデッドニング用商品があまり無く、特に参考にしたようなモノも無く、主にハンズの防震防音材のコーナーに並んでいる商品を見て「要は、不要な音&振動を発生させない、伝えない」ということを念頭にあれこれ考えながら自分なりにやったものだと思います。
 

 

≪1.ドア内張取り外し≫

 まず、ドアミラーガーニッシュ(ドアミラー付け根内側の黒い三角)を外し、丸印で示したインナハンドル部、アームレスト部の計3本のネジを外します。

 次にインナドアハンドルを外し、7箇所のクリップ(6.の写真参考)を外したら、ドア内張を上部へ外すのですが、各コネクタがつながっているので先にそれを抜かないと完全には外れません。

外すと内部に白いビニールが貼ってあるのでこれも取ります。


≪2.全景≫

 使用したのは、オトナシート(名前がちょっと...)、とソルボセイン、ブチルゴム、鉛シート、隙間テープ少々です。

 ドア全体に防震材を貼ると、かなり重くなりそうなので、私は穴を塞ぐだけに止めておきました。

 オトナシートと鉛シートは裏がシールになっているので貼り付けは容易です。

 密着させることが肝心なので壁紙用(?)のローラーを使用しました。

 オトナシートはドライヤーで暖めると柔らかくなり、ある程度の曲面への貼り付けも問題ありません。

 ソルボセイン、ブチルゴムは素材自身が粘着質なのでそのまま貼り付けられます。

 私は横着をして大きな穴もオトナシート1枚だけで塞ぎましたが、本当は別に板などを使用した方が効果的だと思います。

 板金部分とドア内張の間を密封させるための隙間テープも貼りました(ドアパッキン内側の黒い細い線)。
 

 

≪3.スピーカー周辺≫

 スピーカー周辺は振動の発生源なので念入りに行った方がいいと思います。

 ケーブルが通る穴の周りはブチルゴムで塞ぎました。

 

 

≪4.スピーカー奥≫

 スピーカー背面の奥の板金部分は背圧が直接当たる場所なので、オトナシートを貼った上に、さらにソルボセイン(青い四角い部分)を貼りました。

 

≪5.ドア内張スピーカーグリル部分≫

 写真ではわかりにくいかもしれませんが、スピーカーグリルの回りはオトナシート、スリット部の1本1本には鉛シートを貼ってあります。

 

≪6.ドア内張全景≫

 空間を満たすようにスポンジ(これは特に防音専用商品でありませんが)を貼ってあります。

 丸印で示した部分がクリップ位置なので脱着の際に参考にして下さい。

≪7.自作スピーカーブラケット裏側≫

 純正部品から型を取りMDFボードをハンズでカットしてもらいました。

 9mm厚2枚と6mm厚を貼り合わせてベースを作り、オトナシートとアルミ板を貼り合わせて作った雨滴避けを裏側に貼りました。

 本当は塗装した方がいいと思います。

 最近はよく似たものが売られていますね。

 

≪8.自作スピーカーブラケット横≫

 真横から見たところです。

 円形部外周にオトナシートを貼り、ドア内張スピーカーグリルに接する部分に隙間テープ(薄いグレーの部分)を貼りました。


 ≪おわりに≫
 さて、効果ですが、私の耳が優秀でないのか手間をかけたワリには「劇的な変化」というほどのモノは特に感じられないように思いました。

 但しドアは明らかに重くなり、閉める時の音は(高級車並みかどうかはわかりませんが笑)変わりました。
 

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