車内外デジタル温度計取り付け by まーぼー

 


は じ め に


 カーショップ等で市販している、ELバックライトのデジタル温度計を以前から手元に持っていたのですが・・・

 液晶の電源が電池式(殆どの商品が電池式)で、この商品はELの点灯方法にシガーソケットを使用するもの。

 そのまま取り付けるのはイマイチ乗り気がせずに長い間、放置していました。

 電池式と言う事は、駐車中でも関係なく表示が出ている事になるので、いかにも後付けっぽくてイヤでした。

 バックライトに関しては、シガープラグのコードを途中でカットしてイルミに接続すればいいのですが・・・。

 そこで、小型の12V駆動のリレーを使用して1.5Vの電池電源をオン・オフさせる事で、前述の問題をクリアするべく少々加工して取り付けてみました。

 結果は上々でしたので、簡単にレポートをします。
 

本 体 の 加 工


 商品の温度計本体の裏は、プラスネジ4本で止まっているのでビスを外して裏ブタを開けます。

 電池カバー裏にある+と−の接点にリード線を半田付けし、電池カバーに1.2ミリの穴を2箇所開けてそこにリード線を通してから裏ブタを元に戻します。

 この電池カバーは結構スコスコなのでリード線に引っ張られたりで簡単に開いてしまうので、2箇所ほどを瞬間接着剤で止めます。
 

1.5V電源のIG連動


 LR44の1.5V電源を制御(そんなたいそうなものじゃないですが…)する為に、まーぼー定番のC接点リレーとボタン電池ホルダーを取り付けた基板を作ります。

 リレーのソレノイド端子に車両からのIG信号を入力させ、IG入力オンの時に閉じる側の接点端子に1.5V出力をつなげます。

 今回はOMRONのG5LC−1を使用しました。

 製作した自作基板の寸法は30mmX25mmです。

 これだけの簡単な構成で、ボタン電池の1.5V電源をIG連動でオン・オフできます。

 

本体の取り付けと配線の接続


 今回はメーターフードの左下の使用していない目隠しカバーに取り付ける事にしました。

 先に作った電池とリレーの基板はこの奥にある、四角い穴が開いているところへ リレー本体に両面テープを貼り、車両側に取り付けます。

 IG入力線はまーぼー号の場合、ELメーターのために外部インバーター降圧電源がきているので、横着してそこから取りました。

 でも、EL用で10Vくらいなので、ヘッドライト(キセノン)を点灯すると一瞬電圧降下で温度表示用の1.5V電源がリセットされてしまうので、本当はどこか別の部分から12Vをとるのがよいでしょう。

 同じメーター内で距離が短いのでとりあえず取っただけなので、後日取り直すかも知れません…(汗)

 ELバックライト用のイルミ電源は同じくフード右下のフォグランプスイッチのコネクターから取りました。

 後は外部温度計をグリル付近まで敷設すれば完了です。


 

完  成


 取付けて、イルミなしでIGオンの状態

 イルミ点灯でELバックライトが点灯しているのが下の画像です。

 

 センサーは、昔同じく温度計をつけていた時、付属の両面テープでバンパー裏等につけると日差しで暑くなったバンパーの温度が上がりすぎて正しい外気温を暫く表示しないという事を経験していますので、今回はセンサー部がどこにも接触しないような止め方をしました。

 オートエアコンの外気温センサーと同じようなものですね。

 AMBセンサーも、大体どのメーカーでもバンパー裏かグリル裏にありますが、先端のセンサー部分はどこにも直接は接触していません。

 ステーが伸びて、そこに差し込んである事が多いですが、同じ理由だと思います。

 バックライトが点灯している時の、他のイルミとの全体のバランスもバッチリ?!かな…。

 まーぼー号は、ブルー系のLEDを多用していますのでブルーのELがキレイで、自己満足にひたってます。

 昔は電池電源をIG連動なんて考えもせずにそのまま、イルミだけを接続して使用していましたが、その時のは単四電池2本だったのですが、今回のはLR44を1個だけでしたので、ホルダーの利用を思いつきました。

 このホルダー、ナゼか手元に10個ほどあったので…。

 今回の外気温センサーの取り付け部も、エンジンの排熱の影響を受けやすいので(走行中やコンデンサーファンが作動していないと温度がどんどん上昇…)、これももう少し再検討してみます。

 

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